社員インタビュー | 森本 勝哉

プロフィール

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森本 勝哉

複数のベンチャーにてソフトウェアエンジニアとして従事。また、プロダクト、プロジェクトマネージャーとしてプロダクト開発を牽引。2023年にkickflow入社。現職ではプロダクト開発を担当。

自己紹介

――森本さん、今日はよろしくお願いします!はじめに、簡単に自己紹介をお願いします。

ソフトウェアエンジニアとして2023年2月に入社しました。ソフトウェアエンジニアとして、バックエンドからフロントエンドまで幅広く担当しています。kickflowではプロダクトオーナーであるCTOが優先度を決めて各エンジニアにエピックをアサインするのですが、アサインされたエピックに対して、要件定義から設計、実装、テスト、リリース、運用まで基本的にはすべてを担当しています。あとは、DatadogやSentryでアラートを監視したり、日々のflyle(プロダクトマネジメント用のツール)にビジネス側が投稿してくるお客様からの要望をウォッチしていたりしています。

ポジショニングが明確なプロダクト戦略

――そもそも、何でkickflowに入社されようと思ったんですか?

稟議・ワークフローの領域ってその会社にとっての屋台骨の機能だと思っていて、そこを支えることができるというプロダクトや事業内容に興味を持ったのが一番の理由です。また、カジュアル面談や面接を通じてkickflowの中の人と話していく中で、kickflowがプロダクトを低価格で提供することより、高機能・高単価でお客様に提供しているところに魅力を感じました。稟議・ワークフローの領域は競合がたくさんいるのですが、安易に価格競争に巻き込まれずに、他社と差別化して独自のポジショニングをとってプロダクトを開発していくという姿勢や戦略に共感したのが大きいですね。

――実際kickflowに入社してみていかがでしたか?何かギャップなどはありましたか?

プロダクトのポジショニングや付加価値については、稟議・ワークフローのドメインについてキャッチアップ中なので自信を持って言えるわけではないのですが、ビジネス部門のメンバーの話を聞いていると、ポジショニングが明確でお客様に訴求しやすいプロダクトであることは間違いなさそうだと感じています。

kickflowというプロダクトはかなり仕様が複雑なので、入社して以来仕様についてのキャッチアップは思ってたより苦労しましたし、今後も苦労しそうな気はしています。とはいえ、kickflowはかなり設定項目が多い製品なのですが、最近ようやく機能間の繋がりが頭の中でイメージできるようになってきたので、入社時点よりはキャッチアップできたと思います。

今まで関わってきたプロダクトもそれなりに複雑であったり多機能であったりしたのですが、今までのプロダクトよりも「完全に理解した」レベルになるまでの時間はかかる感覚を持っています。

あと、kickflowはフルリモートだと聞いていたので、実は入社前はフルリモートでやっていけるかめちゃくちゃ不安だったんですが、ドキュメントはちゃんと整備されているし、他のメンバーとはSlackやZoomでコミュニケーションがちゃんと取れるので意外に大丈夫でした。

ビジネス側がプロダクト開発を理解してくれている

――SaaS企業だと営業などビジネス部門との関係も気になりますが、関係はどうですか?

概ね対等な関係だと感じますが、ややプロダクト側の方が強いと感じます。全体的には良好な関係だと思います。

自分が入社してから今までの間で、営業側からの「これがあれば受注できるから急いで作って」みたいなねじ込みや、個社最適な機能を要求されるようなことは一度もありませんでした。ビジネス側がSaaSプロダクトの開発について理解してくれていると思います。

プロダクト部門とビジネス部門がお互いの領分を超えないように気をつけているからだと思いますが、もっとフランクな関係でもよいかもしれないと思うときもあります。自分としては、ビジネス部門のメンバーにはもっと色々教えて欲しいですね。

自分はたまにSlackのtimesチャンネル(分報チャンネル)に思いつきで「こんな機能あったらいいな」といった独り言を投稿するのですが、ビジネス部門のメンバーからもコメントなどリアクションがあり、「業務以外のコミュニケーションが少なくなる」といった「リモートあるある」で困ったことはありません。

普段の働き方について

――仕事をしていく上で、裁量はありますか?

裁量はめちゃくちゃあると思います。むしろ裁量がありすぎて手に余るくらいです。自分が入社したときの経験から言うと、入社してしばらくはメンターなどに「これやって」と指示してもらった方がキャッチアップしやすいかもしれません。最近は自由度に対して、ようやく苦しくなくなってきました。

――一日の働き方はどんな感じですか?

自分は9時を始業にしています。前は10時始業にしていたんですが、生活のリズム的に途中から一時間前倒しました。

フルフレックスなので日中に通院などで抜けるのも可能ですし、ミーティングも朝会と夕会くらいなので変な拘束時間はほとんどないですね。

残業時間は平均すると1日1~2時間あるかないかくらいで、特に誰かから指示されることもないので自分でコントロールできていると思います。

バックエンドエンジニアだと深夜対応や休日対応も気になるかと思いますが、たまに21時くらいから新機能リリースに伴うメンテナンスを行うくらいですね。休日はサーバーで異常を検知してPagerDutyから呼び出しがかかったりしなければ、特に気にしていません。

少数精鋭・全員が主力の会社

――kickflowの「ここがスゴイ」みたいなところはありますか?

「少数精鋭」という言葉が一番しっくり来る会社だと思います。部署問わず、全員が主力メンバーで会社を回せているのがすごいと思います。それが自分にとってはプレッシャーでもあります。

あとは、会社はまだ小さいにも関わらずしっかりと価格競争力のあるプロダクトを持っているところでしょうか。安易に低価格の方に逃げずに、機能と差別化とポジショニングで戦っている、まさにスタートアップといった戦い方をしていると思います。

――逆に、kickflowの「ここは課題がある」ところはありますか?

会社全体的に人が足りてないと思います。

プロダクト部門を見ると、市場が求める理想的なプロダクト像があったとして、今のkickflowがどれくらいそこに到達しているかというとまだまだだと思っています。その理想的な姿に向けてプロダクトを推進していく力は、優秀なエンジニアにチームに入ってもらってもっと強化していきたいと思います。

また、kickflowはプロダクト単体の力だけでなく営業やカスタマーサクセスとの掛け算で勝っていく戦略だと思うのですが、カスタマーサクセスなどビジネス部門でも全般的に人が足りていないと感じます。

kickflowに興味を持ってくださっている皆さんへ

――「こんな人と一緒に働きたい」といったイメージはありますか?

一番はプロダクトが好きな人と一緒に働きたいです。プロダクトに愛着を持っていて、この新機能をリリースしたら誰がどう使うのかを想像しながら作れる人が良いですね。

あとは、チームとして一緒にプロダクトを作っていける人が良いです。一人ひとりがパフォーマンスを発揮するのは大事ですが、チームになることで一人ではできないことを実現したいと思っています。

――最後に、kickflowに興味を持ってくださっている皆さんへメッセージをお願いします。

プロダクト自体は、複雑で大変な部分もあるが、それ以上に面白い領域だと思います。

これから成長していく、していける会社で自分の力でプロダクトと会社を成長させたいと思っています。同じように、自分の力で会社を成長させたいと思う人がいたら是非、一緒に成長させましょう!